ものえらびの話
Ninja SOUPiは手洗い不要?レコルトRSY-3と量・洗い方で比較
9月発売のNinja SOUPi QH201Jを、レコルト自動調理ポット ラージRSY-3と比較。洗浄中の洗剤の可否、600mlと800ml、最低量・予約・置き場所の違いを日本語説明書で確かめます。

この記事の目次
こんにちは。
材料を入れたらスープができる家電には惹かれますが、選ぶ前に気になるのは、そのあとの片づけです。『洗浄モード付き』と聞くと、洗うところまで全部任せられるのかな、と期待したくなりますよね。
9月25日発売のNinja SOUPi(スーピー)QH201Jは、3分の洗浄に加えて、加熱しながら洗う10分の強力洗浄も備えるスープメーカーです。今回は実機を使ったレビューではなく、日本語の説明書と公式資料を読み、レコルトの自動調理ポット ラージRSY-3と比べます。作れる量と、毎回自分で行うことから選んでみたいです。
先に、選ぶときの答え
SOUPiの洗浄モードは仮洗いで、手洗い不要にはなりません。フタやパッキン、残った汚れの手入れと乾燥は必要です。最大600mlで足り、10分の加熱洗浄も選びたいならSOUPiが候補。温かい料理を最大800ml作りたいならRSY-3も比較したいです。どちらも本体を丸洗いできず、食洗機にも対応しません。
温かい料理の量と片づけで比較(価格は2026年10月23日のAmazon.co.jp商品画面。変わる場合があります)
| 比べること | Ninja SOUPi QH201J | レコルト 自動調理ポット ラージ RSY-3 |
|---|---|---|
| 確認時の税込表示価格・対象 | 9,000円/グリーン・Amazon限定レシピ付きQH201JGNNR | 18,018円/クリームホワイトRSY-3(W) |
| 温かい料理の最大容量 | 約600ml | 約800ml。ジュース/CLEANは最大1,000ml |
| 最低量の条件 | 調理時は液体を300ml以上。全体はMax600mlを超えない | 材料全体をMIN400ml以上。モードの上限まで |
| 洗浄モード | 3分。加熱する強力洗浄は10分。どちらも洗剤を入れない | ジュース/CLEAN約3分30秒。水と台所用中性洗剤1〜2滴 |
| 手で行う片づけ | 内側の汚れ落とし・すすぎ・フタとパッキン・乾燥。外側は拭く | CLEAN後のブラシ洗い・すすぎ・フタの各部・乾燥。外側は拭く |
| 外形の目安・重さ | 幅16.7×奥行11.5×高さ24.2cm/約1.2kg | 底面側の2辺は約18.2cmと13.5cm、高さ26.3cm/約1.3kg |
| 予約できるモード | ポタージュ、スープ・ソース、煮込み。1〜12時間・1時間刻み | おかゆ、豆乳。1〜12時間・10分刻み |
| 加熱調理を続けたいとき | 2回連続では使わず、冷めるまで40分以上置く | 加熱系5モードは2回連続で使わず、冷めるまで約1時間休ませる |
いちばん確かめたいのは?
SOUPiの洗浄、どこを自分で行う?
押した工程を強調できます。すべての説明はそのまま読めます。説明書の要点を整理した図で、実測の所要時間や実際の機械操作を示すものではありません。
各手順を押すと、人と本体の担当を強調して確認できます。
水またはぬるま湯を300mlラインまで入れ、フタをします。洗浄モードには洗剤を入れません。
水平な場所で電源を接続し、ジュース・洗浄、または強力洗浄を開始します。
本体がかくはんします。強力洗浄は加熱も行います。終了後の手作業まで自動になるわけではありません。
運転が終わったらコードを外して差込口カバーを閉じ、本体が常温に戻ってから排水・すすぎと汚れ落としを行います。スポンジや付属ブラシを使い、外側・底面・ハンドルを濡らさず、刃には触れません。
フタと外したパッキンも手入れします。漬け置きや食洗機は使わず、内部とフタを完全に乾かしてから保管します。
SOUPiの洗浄は仮洗い。3分で片づけ完了、ではない
SOUPiの説明書では、ジュース・洗浄も強力洗浄も『仮洗い』として案内されています。通常は水やぬるま湯で3分かくはんし、強力洗浄は加熱しながら10分かくはんする仕組み。汚れを浮かせる工程を任せられる一方、水を入れること、終わったあとの排水やすすぎまで本体が行うわけではありません。
ここで間違えたくないのが洗剤です。SOUPiは、洗浄モードでも強力洗浄モードでも液体食器用洗剤を入れてはいけません。説明書のお手入れ手順は、水またはぬるま湯を300mlラインまで入れて開始する方法です。手洗いで使える洗剤を、そのまま運転中にも使えると思わないようにしたいです。
公式発表の写真では、フタを外したポットを手で持ち、付属ブラシを内側へ入れています。見たいのは、手が届きにくい内側をブラシで洗う場面と、本体の外側を水に浸していないこと。蛇口やシンクが写っていても、本体を丸洗いしてよい写真ではありません。写真はブラックですが、下の商品リンクは限定レシピ付きのグリーンです。

手洗いは、電源コードを外して差込口カバーを閉じ、本体が常温に戻ってから行います。内側は液体食器用洗剤をつけたスポンジや付属ブラシで汚れを落とし、刃には手を触れないようにします。外側・底面・ハンドルは水洗いできず、固く絞ったふきんで拭く部分です。フタとパッキンは別に手入れし、漬け置きはしません。食洗機も使えないので、全部を食洗機に任せたい人には合いません。
公式動画の2分13秒付近では、内部の液体が回り、『加熱しながらかくはん』と説明する場面を確認できます。2分18秒付近には、洗浄後に洗剤をつけた付属ブラシで掃除する説明も続きます。動きは分かりやすいですが、どんな汚れも必ず落ちるという比較試験ではありません。におい残りの軽減はメーカーの案内で、私が洗浄力を試した結果ではないことも添えておきます。
600mlと800ml。最低量の数え方もそろえて考えたい
SOUPiの定格容量は約600mlです。公式の人数表記は、1人が食べる量や好みで変わる目安。大きな器で飲みたいのか、小さなカップに分けたいのかでも違うので、『3人までなら必ず足りる』とは決めません。
最低量にも注意が必要でした。SOUPiの調理手順は、液体を300ml以上入れ、内側のMax600mlを超えないようにする案内です。一方、RSY-3は材料全体をMIN400mlから入れる方式。SOUPiで材料全部を合わせて300mlならよい、と読み替えないことが大切です。食材の大きさや投入順も、作る公式レシピに合わせます。
RSY-3の温かい料理は最大800mlなので、SOUPiより容量に余裕があります。ただし、ジュース/CLEANの1,000mlを温かいスープの上限と取り違えないようにしたいです。最大容量は材料を入れる上限で、完成後の量を保証する数字ではありません。少量を一口だけ作りたい場合は、両方とも最低量が希望に合うかから確認します。
足りなければ続けてもう一回、という使い方にも条件があります。SOUPiの加熱調理は2回連続で使わず、本体が冷めるまで40分以上置く案内です。RSY-3のポタージュ・スープ・たべるスープ・おかゆ・豆乳も、続ける前に冷めるまで約1時間休ませます。たくさん作る予定なら、二回分の調理時間を足すだけでは済まないんですね。SOUPiの保温・洗浄は調理直後にも使えますが、次の加熱調理とは分けて考えます。
RSY-3は800mlと予約対象が違う。洗剤の使い方も別
今回の比較相手は、レコルトの600mlモデルRSY-2ではなく、ラージのRSY-3です。容量だけでなく、具材感を残す『たべるスープ』、おかゆ、豆乳などを含む7モードを搭載します。SOUPiもポタージュから煮込みまで対応するので、モード数の多さだけで味や仕上がりの優劣は決められません。作りたい料理が公式レシピにあるかから見たいです。
予約できるモードは大きな違いです。SOUPiはポタージュ、スープ・ソース、煮込みを1〜12時間後の完成目安に設定できます。RSY-3で予約できるのはおかゆと豆乳で、スープの予約を目的に同じようには選べません。どちらも調理開始時刻を指定するのではなく、完成までの時間の目安です。RSY-3は予約時に傷みやすい食材を入れない注意があり、予約で使う材料や分量もメーカーの案内を確かめたいです。
RSY-3の片づけは、MINラインまでの水またはぬるま湯に、台所用中性洗剤1〜2滴を加えてジュース/CLEANを使う手順です。約3分30秒の運転後、コードを抜いて差込口カバーを閉じ、ブラシで内側や刃の裏の汚れを落とし、よくすすいで乾燥させます。こちらも『CLEANが止まったら片づけ終了』ではありません。この洗剤を入れる手順を、SOUPiへ移さないようにしてください。
下の公式写真で注目したいのは、ポットをシンクへ置き、底面側のプラグ挿入口カバーを閉じている点です。RSY-3は、このカバーを正しく閉じた状態でIPX4相当と案内されています。それでも説明書では、本体の丸洗い・浸水・外側の水洗い・食洗機は禁止。シンクの中へ置いた写真を見て、水を張って浸けてよいとは考えません。フタは内フタやパッキンなどの手入れもあるので、使ったあとに洗う部品まで比べたいです。

置ける大きさだけでなく、持って洗うところまで
SOUPiは幅16.7×奥行11.5×高さ24.2cmで約1.2kg。RSY-3は底面側の2辺が約18.2cmと13.5cm、高さ26.3cmで約1.3kgです。数字だけならSOUPiの方が小さめですが、フタを外して食材を入れる上の空間や、注ぐために動かす余地も必要です。棚にぴったり収まることと、そこで使いやすいことは分けて考えたいです。
両方ともコードは約1m。SOUPiの説明書は延長コードを使わず、定格15A以上のコンセントを単独で使うよう案内しています。壁や家具の近くを避ける条件もあるため、空いた狭い場所へ押し込んで使う前提では選びません。
また、約1.2kg・約1.3kgは料理を入れる前の重さです。中身を注ぐときや、冷ましてから手入れするときに持てるかも気になります。持ちやすさ、作動音、味、汚れの落ち方は実機で確かめていないので、ここは写真や仕様から断定しません。
私なら、洗浄モードより先に毎回作る量を決める
600mlで足り、3分の仮洗いに加えて10分の加熱洗浄も使い分けたいなら、SOUPiは気になる候補です。確認時はグリーンのAmazon限定レシピ付きQH201JGNNRが9,000円。商品説明では、レシピ以外は通常のQH201JGNと同じモデルで、限定レシピは購入後メールで届く案内でした。
一回の温かい料理を800mlまで作りたいなら、RSY-3の容量を選ぶ理由があります。確認したクリームホワイトは18,018円。価格差を払う理由は、機能の数より、必要な量と作りたい料理にあると思います。価格や販売状態は変わるので、下のリンクでは色・型番・購入条件も確認してください。
反対に、少量をさっと作りたい、片づけは食洗機で終えたい、今の鍋で困っていない。そんな場合は、今すぐ増やさなくてもよさそうです。私なら、作りたいレシピを一つ選び、分量と置き場所を確かめ、そのあとで洗い方を見ます。『自動』という言葉の先に自分の作業がどれだけ残るかまで分かると、買ってからの使い方を考えやすくなりますね。
気になること
- SOUPiの強力洗浄に食器用洗剤を入れてよいですか?
入れないでください。洗浄モード・強力洗浄モードは洗剤なしで使う案内です。液体食器用洗剤を使えるのはスポンジや付属ブラシによる手洗いで、運転中の洗浄とは条件が異なります。
- どちらも本体を丸洗いできますか?
できません。両方とも本体の丸洗い・浸水や食洗機には対応しません。RSY-3のIPX4相当も、プラグ挿入口カバーを正しく閉じた条件で、丸洗い可という意味ではありません。
- SOUPiなら300mlのスープを作れますか?
説明書は液体を300ml以上入れ、Max600mlを超えないようにする案内です。食材込みの総量300mlや、完成したスープ300mlを保証する数字ではありません。作る公式レシピの分量と投入順を確認してください。
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